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ひとつひとつに気持ちがある

2019.04.22 Monday
今回のお直しは、若い息吹です!(笑)

 

初めてご相談にいらしたお客様に、かなりよく尋ねられるご質問のひとつに、
「お直しする方の年齢層は、何歳くらいの方が多いのですか?」というのがあります。
答えはズバリ、「私と年代の近い方がほとんどです」。
私が若かった時は同世代、そしてそれから20年近く経ちますが、お客様はやはり不思議と同世代なのです。
新規のお客様も同世代なのです。
古着好きで、直してまでも大事にしたいと思う気持ちは同じ世代の人が多いのでしょうか。。。

 

と思ってずっといたのですが、最近少し流れが変わって来たように感じています。
実はここ5〜6年は、20代のお客様がジワジワ増えてきたのです。
私にとってこんな嬉しいことはありません。
古着じゃなくても良いんです。直してもコレを着続けたいな、っていう想いを持ってくれるだけで嬉しいんです。
壊れたら捨てる、のではなくて、直したら使えるんだよ、というのを知ってもらえただけで感激です。

 

そういうお直しが増えて来た中で今日は、親子さんで古着愛が強いファミリーさんのお直しを一部ご紹介させていただきます。
(今までは、個人を特定できそうなご紹介をする事はして来なかったのですが、今回は応援の意味も込めて記事にさせていただきました。)

 

まず結果からお知らせしますと、
海外ヴィンテージドレスのサイズ直し&リメイクをしました。
びっくりするほどのスマートな20代女性の体に合わせるのですが、実際のフィッテング(試着)は出来ないという条件付きでした。
当店では、実際のご試着が出来ない場合には、ご依頼をお断りしております。
のですが、今回は色々と事情が重なりまして特別にお引き受けさせていただきました。
1950年代のブカブカサイズだったワンピースドレスを、
標準サイズでは当てはまらないサイズに仕立て直しました。
44.jpg
↑向かって左が元のサイズ。右がお直し後です。
実は、右の写真は、ファスナーが閉まってないです。このマネキンちゃんには着られないほどのタイトサイズに作り直しました。
実際に着用していただいた写真はこちらです↓
31.jpg
ジャストサイズでとてもキメキメなスペシャルヴィンテージドレスに仕上がりました!
めちゃくちゃカワイイです!!

 

 

…そうなんです。
今回、ステージ衣装としてお直しさせていただきました。

 

実は以前数回お直しをさせていただきまして、サイズのデータは取らずだったのですが、感覚でなんとか覚えていて、
それを思い出しながらという事で、特別にご試着無しで引き受けました。
でもやはりそれはとてもリスクの多い事で、いちかばちか、でした。
イチでもバチでも良いように、細部に見えない工夫を凝らしました。
最終的には、ご本人の着こなしのセンスで最大限カバーしていただいて、想像以上にかわいくなって、
なんとか大成功!となりました。

 

56.JPG 57.JPG
↑ブッカブカを、キュッ!と。
(脇ラインはあえて後ろにズラす工夫)

 

54.JPG 55.JPG
ダラ〜ンとした背中も、ググッととタイトに。(でも実際はもっと細くなった)

 

そして仕上がったのは、、、↓
52.JPG
↑表側からは見えないように裏にゴムや芯を仕込んで、もし微妙にサイズが合わなくてもなんとか見栄えがするように。と。
このように完成しました!!

 

 

今回これがなんとか形になったのは、
実はご両親の愛でした。

 

あれは確か1年半前のこと。
娘さんがステージに立つとのことで、ヴィンテージドレスをメンテナンスしてプレゼントしたい、と。
そんなご依頼がきっかけでした。

 

私は毎度の事なのですが、着用するご本人とお会いできなければお直しは難しいとお伝えしました。
そうしたら、ご家族皆様で、遠い一宮のリテイルまでご来店くださったのです。
娘さんは素晴らしく美しい女性で、
確かにこのモデルさんレベルのスタイルだと、お会い出来た事が全てプラスでした。

 

最初のドレスはメンテナンスのみでサイズ直しが要らなかったのですが、
更に次のご依頼はいよいよサイズ直しでした。(それはどんと来い!です✌️)

 

仕上がりはコチラです❣️
41.jpg 42.jpg

 

このワンピースは、おそらく1980年代頃かその前後に、個人的に手作りでオーダーされた物のようでした。
とても丁寧に心がこもった縫製で、
生地も上質でした。
サイズ直しはこんな感じでした。

 

51.jpg 44.jpg 45.jpg
↑首と袖は、いわゆるランニングシャツ仕様で、
ウエスト位置もだいぶ下がっていて、
スカート丈のヘムラインもモヤモヤする感じでした。
リメイク部分としては、胸のラインは肩紐に変更してラウンドしたいとのことでした。

 

で!!肩ヒモはご自身で(お祖母様に習って)作ったリボンを付けることにしました!

1ミリでもご自身で手を入れる事は、愛着も湧いて良い試みです!

 

話が細かくなりすぎましたが(マニアック!)、
その他にもお直しさせていただいていたので、ご本人と会えなくても意思疎通&ご家族様からのご教示がありまして、
特別にお直し出来ました。
これはかなりイレギュラーです。
採寸・ご試着できない場合は、やはり成功できませんのでその点は今後もご了承願います。

 

という事で最後に種明かしですが、
一番最初に掲載した写真は、ご両親が海外通販サイトから見つけたヴィンテージドレスで、
娘さんにサプライズでプレゼントしたかったけどサイズを直したい!とのご依頼でした。
私としてはめちゃくちゃ緊張しましたが、
サプライズは大成功だったようで、今はホッとしています。
(ここで、パパこれサイズが変、、、って言われたらそこで終了でした、、、汗)

 

ご家族の愛、
そして古き良きを愛する心で育った若い世代、
またこれを私も引き継いで大切にしたいと思いました!!

 

今回は特別に個人的なご家族の愛情を記事にしましたが、
私が服をお直していていつも感じるのは、
その服が、どれだけ大事に思われているか。愛を注がれているか。
いや、愛とか大袈裟じゃなくても、好きだとか気に入っているだとか。。。
とにかく、愛を感じるんです。
「そんな大袈裟な…別にそこまでじゃないですよ」と言われようが、
それはそれでいいんですよ♡
私はただ、直すのです。
ご依頼品のひとつひとつには気持ちがこもっている。
ドラマもあるし、そのお話をするのも嬉しい。
だから気持ちを込めてお直ししています。
効率なんて考えません。
金額と技術が伴わない時は叱咤してください。

 

今後も、より一層努力いたします。
「正解」が無い世界なだけに、すごく難しいと思いつつ。。。
どうぞよろしくお願いいたします!!

 

 

【上記の出来上がり写真および、当店のすべてのお直し・リフォーム・リメイクは、
パターンメイドやイージーオーダーではありません。
一人ひとりのお客様にピッタリの、lalaコとお客様でデザインをした、
スペシャル・オーダーメイドの1点物なので、
写真と同じ物は作れませんことをご了承ください。】

人気のお直しの「ビフォー、アフター」は、
当ホームページ内、洋服リフォームのページの「写真集」に掲載していますので、
こちらもご参照ください。


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