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津島屋(一宮市本町商店街で一番古い和菓子店らしい)

2019.02.14 Thursday
久しぶりに息抜きな記事を書きます!
(長文ですけど、、、)

 

今回は愛知県一宮市(で誕生したという意味)の、一番古い和菓子屋さんが主役です。
現在「Oh là là」のアトリエがあるビルのすぐご近所です。
IMG_3834.JPG(この写真は先月の写真です。先々週あたりに外壁の色を塗り替える工事をしていました)

 

甘い物があまり得意では無いワタクシlalaコではありますが、通勤で毎日通る時に気になっていた、
路面店の和菓子屋さんがあります。
その名は「津島屋」。

 

入口はいつも小綺麗で掃除が行き届いており、ディスプレイやのぼり旗も季節感を出すように常に気を配ってある事がうかがえる。

特に商店街でも無い・車通りの多い道に、
とても品のある佇まいだったのでいつか立ち寄ってみたいとこの2年間思っておりました。

やっと先月、個人的なちょっとしたお使い物があって潜入できました!!

 

結論から先に申し上げますと、
大変高感度の高い
大変歴史度の高い
大変希少な、
愛知県一宮市の歴史の中で、一番古い和菓子屋さんでした。
(注:江戸時代から現在まで、一宮市内で老舗の和菓子屋さんが沢山あるそうですが、
   他のお店は創業が近隣=お隣の町や県なので、
   一宮発祥という意味であり・現在も現役で営業されている一番古い和菓子屋さんがこちらのようです。)
素朴な日本のお菓子がお好きでしたら、是非オススメしたいお店です。
駅からは少し歩き、リテイルを5分ほど過ぎた辺りです。

 

商品ラインナップの特徴としては、真清田神社にゆかりのあるお菓子がメインかな。

だけど真清田神社で購入はできない。
現代では、あくまでこの店舗のみで手に入ります。(通販も無し)

 

 

一宮で一番古い和菓子屋さん。
銘菓はここに決まりかなー。

もちろん私の知らない一宮スイーツはもっとたくさんあるのでしょうが、

製作者の顔が見える、老舗の、しかも毎日通る馴染みの場所、、、ってだけで好感度上がるのは共感いただけますよね??

初めて訪れたこの「津島屋」さん。屋号の由来は直接訪ねてみてください。
大将と女将さんが、嬉しそうにお話ししてくれますよ〜♪

というこちらのお店の創業は、約140年前。

江戸時代が終わって間もない、明治11年。

〜〜〜〜↓地元ローカル話〜〜〜〜

元々本店は、アーケードのある本町通り商店街の、現在八百屋さんくらいの場所にあったそうで、

現在のこのお店はそこから約600m(徒歩7分)ほど南へ離れた、津島屋・南店(支店)だったようです。

〜〜〜〜↑〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


終戦近い昭和19〜20年頃でしょうか。本店は空襲で焼け、その後は現在の南店のみで営業中だそうです。


以前は一宮駅の名鉄百貨店にも出店していたそうで(私は存じ上げておらずですが)、

一宮市民の方々には大変馴染みのある名店だったようです。

今はこの南店のみですが、

この店の奥(同じ屋根の下)で、店内の和菓子は毎日手づくり。

工場でお任せではなく、一つ一つ手作りなんだそうです。

それだけでもう、愛おしいですよね。
店内には、歴代の賞状や・過去の本店の写真や、初期の包装紙なども飾られていて、

お赤飯やお祝い饅頭もあって、懐かしい風情がありました。

昔ながらの姿のままの和菓子は、どれも飾らなくて素敵すぎる。
歴史を味わうようだ。

 

DSCN4947.JPG DSCN4946.JPG DSCN4948.JPG DSCN4949.JPGDSCN4950.JPG
歴史深い、こんな素敵な包装紙で梱包していただけます。
海外からのお客様は、この包装紙だけ売って欲しいのだそうです。(気持ちはわかります!)
真清田さんの描かれている貴重な絵ですねー。
真清田さんで有名なお祭りは、ズバリ「桃花祭」。
それに関連した歴史深いお菓子が揃っているのは、この津島屋さんならではですね。
毎年4月3日は桃花祭です!!もうすぐです!!(私もきちんと見たことがまだ無い)。

 

 

ということでお使いの為に行ったのに、
ついつい個人的に買ってしまいましたのが、
この「桃花おこし」!
””一宮最古の銘菓””だそうです。

DSCN4951 2.JPG DSCN4951.JPG DSCN4952.JPG

こちらは大正時代発売。 宮内庁ご用達(昭和天皇の時代)。
やわらかい”おこし”の中にあんが入っているとのこと。
”おこし”って、浅草名物の、あの硬い雷おこししか知らない!

だから、このやわらかいオコシに挑戦してみましたよ。

DSCN4957.JPG
真空パック的な包装。

 

DSCN4958.JPG
手作り感溢れる、セロテープ止め。

 

 DSCN4960.JPG DSCN4959.JPG
10等分にカットできるように、案内のラインが切り込みで表わしてあるが、
とても均等には見えない。
子供なら喧嘩になるレベルかも、、、笑。
私はこの手作り感が愛おしいが。

 

DSCN4961 2.JPG
真ん中にあんこ。
イラ粉と白手亡豆が原材料名として記載してありました。
でもこのツブツブした食感、癖になりそうです。
こんなに物が溢れる現代でも楽しめるのならば、
明治時代の庶民の方々には、本当に楽しい美味しいお菓子だったに違いありませんネ。
(愛知県豊橋市のゆたかおこしもソックリだそうです。
きっと当時は大人気商品で、どこが発祥とか著作権とか難しい話は置いておいて、
あちこちで親しまれたのだと想像を膨らませています。
で、今も残っているお店はわずかという事かもしれない??)

 

個人的にお気に入りは、梅どら焼きです。

甘過ぎず食べやすかったです。
梅干し小梅ちゃんの味ではなくて、ウメッシュ的な青梅の味でした。
DSCN4953.JPG DSCN4955.JPG 
DSCN4954.JPG
点数を集めるとお得な出来事が起きるそうです。

 

IMG_3832.JPG

店内にて、落雁菓子の「十梅」と一緒にお茶をいただきました。

(先週再訪した際には、ど真ん中最中を試食できました)
十梅の由来などは是非ご来店の上、確かめてくださいませ。
めっちゃ小さい梅のお菓子が可愛らしくて、包み紙まで持ち帰りました〜。
 
真清田神社桃花祭にちなんだ、
「やぶさめ」最中もエッジが効いていて気に入りました!
  

 

最後に、「これらは昔ながらの味ですか??」と、馬鹿げた質問をしてしまいました。
(そうだったら感動だなあ、と思って)
実は、レシピ=製法は同じなのだそうですが、
甘さは当時の半分くらいにしてあるそうです。
昔は保存の為に砂糖をたっぷり使ったので、1年放っておいても平気だったそうですが、
現代はめっきり保存期間が短くなったそうです。

 

ふむ。
当時は砂糖って貴重だったと思うので、今よりももっと高価な食べ物だったのは知っていたが、
そんなお菓子を140年以上経った今でも食べられる体験は、本当に感激しました。

 

 

以上、個人的な見解でした。
情報が間違っていたらすみません。
わかる事があれば(特に歴史的なことについて)、ぜひメールにて教えてください!

 

 

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