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花嫁御寮1

2018.06.01 Friday

今日は「何故に高齢になってまで、痛々しい結婚写真を撮らねばならなかったか」という部分を書きます。

今日は文字だけで、写真は次の記事に載せますね。

 

全く結婚願望の無い私が、

晩婚で結婚(=初婚)したのが、今からちょうど5年前のことです。

年齢を鑑みて、パーティも披露宴もせずに、

お互いの両親たちとのお食事会と、お役所への婚姻届けだけですんなり終わりました。

 

終わったはずだったのですが。。。

 

私の父から

「結婚写真は重要だから撮りなさい」と言われました。

現代なら、町のフォトスタジオなどで気軽でお値打ちに撮れるので、それでも良いから撮りなさい。

としつこく言われ続けていて。。。

 

私は3兄弟で、

私が長女。5年前に入籍。子供なし。

弟が長男。8年前に入籍。子供なし。

妹が次女。10年前に入籍&親族のみで神前式。娘一人有り(私の姪っ子)。

 

ということで、すでに入籍済みの私の弟夫婦にも同じ事をしつこく言っていたらしく。。。

 

ただしそれは耳の右から左に抜け続け、私たち本人は「はいはい、そうだね〜〜」って濁してました。

内心は「この歳で写真に残すとかって、さすがにキツイ…」です。

 

その濁しも3年くらい経つとごまかしが効かなくなり、

さてでは「衣装レンタルスタジオを探しています〜〜」という建前を作るために、弟のお嫁さんと一緒に、

名古屋市内の衣装レンタル屋さんを何軒か回って、

 

父には「今探しているからね〜〜」という試着しているアピールの写真を見せたりして延ばし延ばし、、、

できればこの話はこのまま消滅してくれればなあ〜。くらいに思っていました。

 

とそんな中の1年前、健康な父の体調が急変し、

胃が痛いと病院に連れて行くと緊急入院、その後5日目にすい臓癌で急逝しました。

入院中でもかなり元気で、外出して家族みんなでご飯を食べに行ったりしていました。

急な入院だったので、必要最低限の身の回り品だけを持って入院しまして、

医師から「余命3ヶ月」と言われてビックリしましたが、

そうは言ってもまだ70歳そこそこだしずっと元気だったのだから、長く生きるに決まっている〜と、甘く構えていました。

早すぎた旅立ちの際に、病院からの身の回り品を整理していると、

『結婚写真は撮るべきだ』と裏に書かれた、父の結婚写真がありました。

ハガキサイズの写真ですが、それは額装されていました。

つまり、私の父と母の結婚写真です。昭和のフィルム写真で色褪せていましたが、父も母も20代で若く、すごく素敵でした。

 

これを見た通夜での私たち。

何かを感じたけれど、言葉では何も言えなかった。

 

葬儀後、

以前行ってみた衣装合わせの業者さんを、改めて真剣に整理して。。。

 

よし!ならば父の願いのために、写真を撮ろうではないか!!

となりました。

 

ただし父の遺言によると、写真と同時に大事なことは「神の前に報告する」というオチが付いていた事を後で知ります。

 

生前、宗教や歴史を研究していた父の遺言はこれです。

『古今東西、人間は神に結婚を報告してきた生き物だ。それはどんな宗教であっても、自分たちが納得するならば良い。

報告しないならば、鳥のつがいと同じだ。人間として品格がない。

人を呼ばなくても二人だけでひっそりとで良いし、ワシも参列はしないから、どれかの神に報告しなさい』

ということだったので””写真以外にも式も””なのぉ〜〜?

と後でブツブツ言いながら、

でももうこれ以上タイミング逃すと、私たち一生行動に移せないよね??

と、弟夫婦と話し合って、こんな歳で恥ずかしのは重々承知の上で撮影&式をする事になったのであります。

 

 

 

でも愛知県でどうしたら良いのか。

まずは予算や日取りもあるけれど、せっかく残すのだから、なんか楽しめて年齢それなりに出来たらなあ。と考えました。

 

そこでまず最初に、「結婚の為の装い」とはなんぞや、というところから調べました。

古今東西様々な装いがある中で、年齢や体型に見合った、出来るだけ恥ずかしくない装いとは、、、?

歴史好きな私にとって、それはすぐに見つかりました。

 

すぐに決定した事は

❶和装

です。

 

洋装は、長年洋服を仕事にしている私にとってはあまり新鮮味が無いのと、

体型に自信がないので。。。

しかし花嫁花婿の装いというのは意外と歴史が浅く、選択肢は限られていました。

琉球、アイヌなどの民族的な装いは、私にその血は流れていないので遠慮するとして、

あとは、いわゆる””お雛様””的な貴族の装いも最近人気らしいけれど、これもちょっと違う気がする。

という事で、一番一般的な「武家」発祥〜庶民まで許される装いに決めました。

 

決めましたが、その中で、

・白無垢

・色打掛

・角隠し

・綿帽子

などなど種類があり、現代ではアレンジの幅も大きく、

・白無垢に色や柄が入っているスタイル

・洋髪を合わせる

・生花や羽、レース素材の綿帽子

も人気のようです。

ただしこのアレンジは、若い娘に限る(笑)。

 

中年女性は、伝統的で正統派スタイルがやっぱり良いかな、なんて思いました。

正統派なので、着物はもちろん正絹(シルク100%)で!

 

となると、予算がいくらあっても足りません。

 

という事で次に決定した事は

❷衣装はレンタル

です。

 

今まで訪ねたフォトスタジオなどから、実は1つだけ心に残っていたレンタル衣装&スタジオがありました。

愛知県春日井市にある「花嫁工房」さんです。

 

そこはスタジオだけではなく、和装のロケーション(屋外)撮影が人気のお店で、

特に「桜」「紅葉」「城」など日本の美の野外シチュエーションが得意のようでした。

しかも、カツラでは無くて、本物の日本髪も地毛で結う事が可能とのこと!!

別の衣装レンタル店で日本髪のカツラを合わせた時に、あまりにも似合わなすぎて諦めていたので、希望が沸いてきました。

確か「肩くらいの長さがあれば半カツラが出来る」と聞いたことがあったけど、

文金高島田は腰〜お尻くらい必要だって言ってたな。。。

全部地毛で結うとなると??

「今日からひたすら伸ばしてください!!」と、3年前にここで言われました。

密かな希望で、実は伸ばしていました(笑)。

 

さてでは、桜かな〜、紅葉かな〜、なんて考えてみたのですが、

そんな中、私にはもっと密かなノルマがありました。

リテイル内のテナントは年に2度、館内をイベント利用出来る=すること、という暗黙のルールがあるのです。

そうだ、この撮影会をイベントにしたらどうかな?

しかも一生の思い出に、大好きなリテイルでの結婚写真ならば、(人から見てどうこうでは無く)私には深い意味を持つし、

写真に残してもイタイどころか、とても大切な記念となるだろう。と、感じました。

旦那さんがどう思うか、、、というのも、

ここは夫婦にとっても思い入れの強い場所であるので、きっと大丈夫!と直感です。

 

という事で、

❸撮影場所はRe-TAiL

に決めました。

 

そんな妄想話3つを弟夫婦にしてみましたら、

「父親が亡くなったばかりなのに、不謹慎な!」と一蹴されました。

まあ、そうだよなあ。。。

でも父がしつこく言い残した遺言だしなあ。。。

と私は一人、この妄想話は心に一旦留め置きました。

 

そして四十九日の頃かな、再度弟夫婦に話しを持ち掛けました。

早めにしないと、きっと一生私たち父との約束(というか遺言)を果たせないんじゃない?

特に女性は毎日老化が進んでいるんだから、写真に残すならば早い方が良い。と。

そしたら弟のお嫁さん(義妹)がこの話に乗っかってくれて「私はその案に賛成、特にコダワリもないし」との返事。

一緒に撮ろうよ、となりました。

 

いわゆるフォトスタジオでも無く、

桜も紅葉も関係なくなったので、では日取りはいつに?

となって、

「私は寒いのが苦手だから、寒くない時期を希望」と言うと、

弟が「父の一周忌に報告したい」という事で、

リテイルの館内スケジュールと照らし合わせ、

 

❹そういう日程(3月中旬)にしました。

 

さて、ここから本格的な段取りが始まり、

衣装の妄想はさらに広がっていくのでありました。。。


次回につづく。

 

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