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黒い服

2017.09.11 Monday

古着業界にはもう長い間おりますが、『黒い服』のファンはとても多いと感じています。

定番やモード系だったりしますが、

私が現場で感じている一番人気は、意外や意外、「フォーマルウエア」なのです。

昔の言葉で言うと「正装」とか「喪服」と言う方もいらっしゃいます。

 

冠婚葬祭の場に、失礼無く堂々と着て行ける。

季節もあまり選ばない。

だけど普段は着られない。

 

そんなフォーマルウエアですが、違った目線で見ると。。。

特に古着はどうでしょう?

黒くて古いフォーマルウエアは、実はすごく可愛くてお洒落で、デザインにも品があるのです。

仕立て方もファストファッションとは全然違って驚くほど丁寧。

その魅力をわかってしまうと、サイズがちょうど合ってカワイイのを見つけた時、つい買ってしまいたくなるのは私だけでしょうか。。。

DSCN3731 のコピー.JPG
今日のテーマは、この『黒い服』です。

 

当店ではこの『黒い服』を開店当初(15年以上前)からリスペクト&プッシュしています。

格式が高いところには着物を着ていくことも選択できますが、

そこまでではないけれど、敬意を払ってきちんと装いたい時に、『黒い服』はかなり優秀なお洋服です。

 

近年たまにお見受けするのが、急なご不幸があった時に、

黒いストレッチジーンズ+黒ニットで参加されている大人女子。。。

黒といえど、やはりジーンズやニットでは、大人としては肩身が狭いかもしれません。

そんな時、古着の『黒い服』は、1セット持っていると便利かもしれません。

大体がワンピースとジャケット、またはジャケットとスカート、のアンサンブルになっています。

近年はパンツも失礼ではないのですが、やはり黒ストッキングに膝下丈のスカートは、

男女どちらからも、尊敬の眼差しで見つめてしまう”美しくデキるオンナ”なイメージです。

私のオススメは、「ワンピース+ジャケット」です。
半袖のワンピースでしたら、夏は1枚で着ていてもOKですし、黒いグローブをしても清楚です。
ジャケット+スカートは、冬のインナーをまた用意しなくちゃですから〜。
しかも古着は他の人とかぶりません。お値段以上ですよ〜。
古いフォーマルウエアは、シルエットもきちんと設計されていてラインが綺麗なので、
美人さんが更に美人さんに見えるので、私は本当にオススメしたいです。
そういった流れで、当店では『黒い服』は定番なのですが、
最近ちょっと違ったご相談を受けました。
「母の着ていた黒い服を、普段に着られるようリメイクして欲しいんです」とのことです。
形自体はレトロで、とっても可愛いワンピース+ジャケットのアンサンブルでした。
どちらもご依頼者様にサイズがピッタリでしたが、ワンピースはそのまま着ることにして、
なかなか出番がない”ジャケット”を、普段にも着られるように、
大げさではなく、ちょっとだけリメイクすることにしました。
まず、黒い服としても、このまま着ると形がいかにもフォーマルウエアぽい。。。
それをどう崩すか、、、はたまたどう生かすか、、、
まずはそこからです。
ご依頼者様が普段着やすいように、
コストは最小限に、大胆に切ったりせずに、また思い出した時に元に戻せるように。。。
そして一番肝心なポイントは、ご本人にお似合いになるようなデザインということが一番です。
う〜〜〜む。。。
当館階にある、古い生地も扱う生地店『RRR マテリアル プロジェクト』で、入荷した生地とにらめっこ。
もはや生地ではなくて、ヤーン(モール糸のようなもの)とかまで、ご依頼者様に写真を送りながら決めていきました。

 

IMG_0111.JPGケモケモの糸を、襟元に縫い付けて飾りに。。。

IMG_0105.JPGグラデーションのこんなヤーンとか。。。

IMG_0089.JPGあ!スパンコールのゴールドも良いかも!!

IMG_0091.JPGレース生地を付け衿みたいにする??

IMG_0103.JPG爽やかに、ブルー系。

 

IMG_0139.JPGこんなデッドストックのボタンもあったりとか。。

 

 

そんなこんなで色々と考えあぐねた結果、、、

トラディショナルなイングランド!!風にしてみました。

ちょっとカッチリしたジャケットに、尾州生地。(尾州=世界に誇る、愛知県の織物)

トラッド感を強調するために、ボタンを飾りで付けることにしまして、
革ボタンのデッドストック(新品のままずっと眠っていた、未使用品の古い物)をチョイス。
スタンドカラーというデザインを生かして、ヴィヴィアンウェストウッドなテイストを取り入れてみました。
これなら、デニムやチノパンと合わせても、ふんわりスカートと合わせても、ワンピースと合わせても、、、
普段使いに合わやすくなりました!

DSCN3849.JPG  IMG_0135.JPGボタンはイタリア製。

 

さあて!どうなったでしょうか!

DSCN3731 のコピー.JPG←ビフォー   アフター→  DSCN3848.JPG

お直し金額は、生地とボタン代と、あとちょっとだけ!
もうこれは喪服とは言わせません。
カーディガン的に、普段から羽織っていただけると嬉しいです。

お洒落だったお母様も、天国できっと喜んでくださっていると思います!!

 

 

3.JPG 2.JPG1.JPG

タータンチェックの柄の出し方も、何通りも考えてこだわりました!!(違い、わかりますでしょうか??)

今回はどこも切ったりしていないので、また何年か後に、違ったリメイクにしても良いですね^^

良いものはずっと着ることができるので、どうぞずっと大切にしてください☆

 

ワガママ大歓迎、コダワリのお直しを承ります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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