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大発見!ミリタリーのボタン付け(細かすぎる〜〜、笑)

2017.03.08 Wednesday

(当画像の”無断”使用はお断りいたします)

 

なんと!

すごい発見をしました!!

発見したのはもう10年くらい前なのですが、実際に自分で再現することができずで、ずっとモヤモヤしていたのです。

 

それが今回、すべて解明いたしました!!

つまり、10年越しで再現できることとなりました。

こんな細かいこと、きっと誰も気にしない部分だと思うのですが、、、、。

ヴィンテージ・ミリタリー服の「ボタンの縫い方」についてです。

 

当『Oh là là』は、かれこれ15年以上もヴィンテージ服専門でお修理している特性上、

ミリタリー物のご注文がとても多いです。

さまざまな年代、さまざまな国籍の貴重な軍モノを、中を開けたりして実際に触らせていただけるという、

ありがた〜〜い作業を多々させていただいております。

21.JPG

その中で、ボタンをいくつ付け直してきたことでしょう。

取れかかったボタン、

この時代まで残っている間、途中のどこかで誰かに適当に付け直されたボタン、

サイズ直しをした時に、新しい場所へ付け直すボタン、

などなど。。。。。

 

表側から見ると、大体この↑ような付け方がオリジナルのようです。

糸の「色」「素材」「太さ」は、”現行品”ではありますが、他店には無いコダワリで使用しております。

縫い付け方も、『見た目』はそっくりに仕上げているつもりです。

 

22.JPG

↑これはボタン裏側の写真ですが、ずっと『見た目』だけじゃないはず、、、と思っていて。。。

このボタンの付け方は、洋裁用のマニュアルにも無く、専門学校で習うことも無く、

ミリタリー専門書に書いてあることも無く、

先人&先輩から聞いたこともなく、

ましてや、これまで一度もお客様からご指摘いただいたことも無く、、、、、

普通なら気付くことも無く、素通りする部分です。

でも自分自身では”何かが違う!”と、ずっとモヤモヤしていました。

 

23.JPG

↑そこで、オリジナルのボタンを付け直す時にサンプルとして保存していた本物の糸を、

やっとじっくり検証することができました。

が、、、、

観察はじっくりできたとしても、なんだかチンプンカンプンで…。

助太刀として、お隣のテリハエルさんに頼んで検証してもらいました。

おお!ここですごい発見が!

なんと、ボタンは”縫い付けてある”のではなく、『織り込まれてある』ということがわかりました。

さすがテキスタイル・デザイナー、テリハエルさん!!

『織り』の『組織』を分析してくれて、図解で示してくれたので、私はその通りに糸を『織る』ことで、

このヴィンテージのボタンの付け方をマスターできました!!

(本当にこのビルは、トキワ荘だわ!!・・・注:テリハエルさんは1017年2月27日をもってお引っ越しされました)

 

ミリタリー、特に世界大戦前後、U.S.(米=アメリカ)軍モノは、ほとんどこの方法でボタン付けされています。

英軍(ロイヤル)モノにも見受けられます。

ただ付けるだけではなく、

かな〜〜〜〜り頑丈な付け方となっております。

さすが、激しい使用を前提とした”現場の服”の工夫です。

 

オリジナルのモッズコートも、もちろんこのボタンの付け方です。

もしもこの付け方ではなかったら、途中で誰かが付け直したと思っていただいて間違いないかと思います。

 

当然ながら、機械ではなくて手縫いです。

1個付けるのにかなり時間がかかります。

はっきり言って、すごく面倒くさいです(笑)。

ですが、昔の人は、この方法でせっせとボタンを付けていたんですね〜。

そのボタン付けをしている人の姿を想像しながら、私も見習って再現していきたいと思います。

毎日何十個、何百個と作業する、ボタン付け専門の人とかがいたのかな?

慣れると1個どれくらいの時間で出来るんだろうか。

残念ながら私は、毎日ボタン付けだけしている専門の人では無いので(汗)、

この方法で付けるのに、最初は1個20分くらいもかかりました。

すごく難しい縫い方(織り方)です。

 

これは実際のところ、普段の服にも応用できますよね。

ヘビーローテーションのお気に入りの服、

仕事先での毎日の作業着、

ちょっとサイズがきつくなってしまって、酷使してしまうウエストのボタン、

などなど、頑丈が求められるボタンに最適かと思います。

ただ、これをこのまま真似るのではなく、糸の素材をハイテクにするなどしたら、最強になるんじゃないかと!!

たったボタン1個のことですが、深いですね〜。

もちろん、糸で縫わない方式の、もっと頑丈なボタンも現代にはありますので、そこのチョイスは自由だと思うのです。

色々楽しみましょう♪

 

ご興味のある方は、このボタン付けに是非挑戦してみてください!

素早く綺麗に付ける事ができたら、是非この「ボタン付け」専門でのお仕事をお願いしたいです。

それまではワタクシが縫いますね!!

※こちらのボタン付けをご希望の場合は、別途追加料金となります

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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※当画像の”無断”使用はお断りいたします※

 


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