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ついに禁断の。。。!

2016.01.13 Wednesday
2人前のお節を、お姑さんから4箱もいただいてしまい、毎日毎食がんばってコツコツ食べました。
市販のお重だったので、甘くて甘くて。。。全く箸が進みませんアチャー
すべての味付けが甘い汗これはもうスイーツです。。。
甘いものが苦手な上に、ご飯のおかずとなると、プリンと白飯、みたいな感覚です。
でもでも、10日間、頑張って食べました。
主人が全くこのお節に箸をつけてくれないので、こっそり煮物や炒め物(=普段の料理)に混ぜてみたりとか(笑)。
工夫して、感謝していただきました。
保存料無しなので、お砂糖が多かったんですね。ということにしておきましょう。

さて、そんなお正月気分は、お節と戦うこと以外は、もうすっかり消え失せた日々を過ごしております。
今年最初にご紹介するお直しは、「穴」です。

穴のリベアは、ジーンズにはジーンズに適した方法がありますし、ニットにはニット、
ほかにも縫い込みや、リメイクとして遊んだり、パッチワークしたり、ダメージを楽しんだり、
パーツごと生地を交換したり、加工して味を出したり、、、、処理の仕方は無限大にあります。
それを考えるのも楽しい時間です。

実際に生地に開いてしまった穴は、物理的には元に戻すことはできません。
ただ、現代のこの世界にひとつだけ、生地に空いた穴の「部分だけ」を修復する技術が存在します。
それが『かけはぎ』もしくは『かけつぎ』と呼ばれる方法です。
英語ではinvisible mendingと言います。
(周りの生地や全体が薄くなってしまうと、、、復元は無理です)

日本の職人さんの技術は世界でもトップレベルで、恐ろしいほど丁寧に仕上げてくれます。
魔法のように「あった穴を無かったことに」してくれます。
(虫眼鏡で見れば直したことがわかる…というくらい、肉眼では元通りです!)
そして、この素晴らしい技術、、、すみません、当店にはありません。(キッパリ!)

理由は、かけはぎは、かけはぎの専門職なのです。
職人さんたちは、日夜かけはぎを磨き上げ、その道のプロです。
熟練した技術があります。

一方、当店は「洋服リフォーム」の業態です。
大手のチェーン店でしたら、かけはぎ職人さんも在籍していたり、
他にも、染み抜き職人さんや、革専門の職人さんや、染色、テーラーさん、バッグや靴など服飾品専門、インテリア部門、、、、
などなどすべてのジャンルを総括して受け付けていることもあります。
幅広くて「お直しのデパート」のようで心強いです。

しかし当店は、スタッフは私一人です。
たった一人ですので、出来ることに限界があります。
限界があると言って、逃げたり避けたりはせず、ずっとコツコツと勉強し、できるだけ何でもできるお直し屋になろうと挑戦し続けてきたつもりです。
元々、好奇心旺盛すぎるのと、凝り性という性質があり(←自分で言うほど、ほんとに呆れちゃうほどこんな性格です)、
ただのリフォーム屋というには自由すぎています。

いつも前置きが長くてすみません。
結局のところ、かけはぎは当店のメニューには無いのですが、
お直し屋を始めたころから「おばあちゃんになったら、かけはぎの資格を取ろう」と決めていました。
今のように”色々なことをする”には若くなくなった時に。。。じっくりとかけはぎに取り組む時間ができた時に、
専門職として、必ずやりたい事として「かけはぎ」は人生設計にありました。
生半可に足を突っ込むことは、現役職人さんに失礼だと思うからです。

しかしですね。。。
ついにやっちゃいました。
かけはぎをやっちゃいました!
101.JPG
(上辺は、初めてやった部分でヘタです、笑。左辺上部でコツがわかってきて楽しくなる)

色々な資料を読み漁っているうちに、やっぱりどうしてもやってみたくなったのです。
もちろん、人生初体験です。
これがね。。。
すっごく楽しいんですよ!
好きなBGMを流しながら、一針一針、、、。
想像以上に細かくて、目も疲れるし、肩も凝るし、大変なんだけど、
糸で生地を織っていくこの単調で地味で小さな世界は、まるで小人になったような不思議ワールドでした。
人間ですから、同じ人間がやっていることを、やってやれないことはない!!と思い足を踏み入れてしまいました。。。
軽卒な動機かもしれませんが、本当に楽しかったです。
是非みなさんも、機会があれば挑戦してみてくださいませ。
「自分でやった」ということは、上手い下手の世界ではなく、有意義な時間となると思いますハート

楽しくて時間を忘れてしまいそうでしたが、
いえいえ、今回はただの体験練習です。
しかも自己流でアレンジした部分もあり、
専用道具も無いので、100均の虫眼鏡や、持ち合わせの道具を駆使しました。

上の写真は一般的に”差し込み”とよばれる方法みたいです。
糸で織りあげていく”織り込み”は、自分の服をちょっと直す時に、試しにやってみたことが数回あります。

軽々しく「かけはぎも出来ます!」とは言いません。
言いませんが、今後もっと練習して、自信が持てた&お客様に合格サインをいただけた日には、
新メニューに加えようと思っております。
おばあちゃんになるより前にやってしまったのは、老後にチャレンジすることが一つ減ってしまったなぁ。。。
また何か考えておかないと。

ということで、今後のかけはぎは、こっそり裏メニューにてご相談に応じます。
でもできるだけ、専門のお店に出していただきたく、お願い申し上げます。
現在の日本の職人さんの手仕事を、是非実感してください!

当店はあくまでも「ヴィンテージ&レトロ専門、洋服リフォーム」です。
洋服(特に古着)のサイズ直し、デザイン変え、補修、メンテナンス、復刻、などが専門分野です。
靴や革ジャンも直しますが、バッグやカーテンも直しますが、たまに染色もしますが、新しく仕立てもしますが、
それらはすべて裏メニューです。

これからも、可能な限りお客様のお力になれるよう、地味にコツコツと進んで参ります。
古着でお困りの時は、今後とも当『Oh là là』を思い出していただけますと幸いでございます。
今年もよろしくお願い申し上げます☆

→ホームページ Oh là là
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