初めてのワークショップ。前編。
2015.01.14 Wednesday
新年のご挨拶が遅れました。
寒中お見舞い申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます☆
そしてこちらも遅ればせながら、前回東京出張につきましてのお礼と、
印象に残ったできごとを、今日は日記にまとめたいと思います。
今日は前編。
ワークショップのご報告は後編に。。。
お仕事の日から1日繰り上げ、前日に東京へ到着しました。
毎回予定を詰め込み過ぎて、帰るころには疲労で押し潰されてしまっていましたので、
今回は余裕を持ったスケジュールを組み、プライベートもバッチリ楽しみたかったからです。
出発の日、なんと名古屋は突然の大雪となりました。
雪と戯れたい思いに後ろ髪をひかれ、されど防寒対策を万全にして東京へ向かいました。
↑ここは、自宅の前の一般車道です。
20センチ以上積もっていました。
恐ろしや。。。
打って変わって、東京は穏やかに暖かく、防寒バッチリの私は汗だくでした。
1日目は、行きたかった場所が沢山あったのですが、
実は出発を1日早めたことで仕事が少し残ってしまっていて、
到着してからもカフェでせっせと仕事を片付けていました。
なんともはや、、、気持ちばかり早くて、段取り悪かったです(>_<)
そして、まずやっと向かったのは、銀座で開催されていた「エスプリ ディオール展」。
こちらは無料の展示だったので、ササッと観てから次に移動するつもりでした。
、、、が、ダメです。
4時間くらい隅々まで観てしまい、結局ここだけでタイムアウトとなってしまいました。。。
今回の展示は、クリスチャン・ディオールのデビューからの歴代作品が、なんと現物で展示されていたのでした!
もう、内容濃い!!
なのに無料!!
平日だったのでそこまで混雑しておらず、もう、作品の1点1点、そして流れている昔のファッションショーの映像ひとつひとつをじっくりしっかり張り付いて観てしまいました。
もう70年も昔の服なんて、観覧者は私ほど興味が無いかもしれないですけど(笑)。
実際に、お客さんは50〜60代のマダムのグループが多く、「あ〜、これ懐かしいわよねえ〜♪」などど、懐かしむ為に観ている方が多かったように思います。
マダムグループ以外は、ファッションが好き・ディオールが好きな、若い女性が友人と来ていたり、カップルで来ていたり(クリスマス直前でしたからネ)でした。
そして、一番長く居た場所は、実演のブースでした。
パリのアトリエで実際に働いていらっしゃる職人さんが、模擬実演をしているのです。
香水、バッグなど日替わり(週替わり?)みたいですが、私は運良く、ドレスの仮縫いを作る職人さんを観ることができました!
一番前に張り付いて、直接色々質問までしてしまいました。
昔からずーーっと気になっていた、首から下げているポシェットの中味まで見せてもらいました!!
これでもう心残りはありません、いつ死んでもいいです、っていうくらい感激しました!
(※フラッシュ無しなら、写真撮影はOKでした※)
そしてもっと驚いた、というか感激したことは、
その・・・ずっと張り付いて製作過程を観ていたのですが、
なんと私のやり方と全く同じだったのです!!
恐れ多い言い方ではありますが、
自分で苦労と工夫で編み出したやり方が、なんとオートクチュールのコダワリと同じだったのです!!
すごく嬉しくて、また、これが正しいやり方なのか不安だった事が、やっと自信に変わりました。
オーララは、オートクチュールの手法でお直しをしていたのです!!
もう、嬉しすぎて舞い上がってしまいました。
そしてそして、こちらの職人さんが愛用しているという道具の一つを見せてくださいまして、フランスではなかなか手に入りにくいmade in japanで、
それも私がこだわって探して、長年愛用している道具と全く同じだったのでした。
独立して今年で20年。
すべて手探りで、いつも自信が持てなくて、これは正しい縫い方なのか、実は間違ったやり方なんじゃないか、と、試行錯誤と不安の毎日でしたが、やっと初めて自分のやっている作業に自信が持てました。
誠意と愛情を持って、自分なりの工夫と喜ぶ人の顔を描いて進んできたこの道は、あながち間違いでも無かったかな、と、少し救われた気にもなりました。
しかしこれに甘んじず、ますますその上にlalaコテイストを上乗せして、もっともっと精進していきますよ!!
この日予定していた他の博物館や美術館や展示会は、残念ながら諦めました。。。
でも良いのです。大大満足でした。
この展示、最初は軽く見積もっていただけに、恐るべしでした。
私は特別ディオールの顧客でもファンでもありませんでしたが、ファンになってしまいました
そしてこの日のこの後は、趣向はガラリと変わり、高円寺探索をしてきました。
馴染みのショップさんやbarなどに顔を出し、肩肘張らずに、元ホームタウンを堪能しながら夜はふけていきました。
つづく。。。
→ホームページ Oh là là
寒中お見舞い申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます☆
そしてこちらも遅ればせながら、前回東京出張につきましてのお礼と、
印象に残ったできごとを、今日は日記にまとめたいと思います。
今日は前編。
ワークショップのご報告は後編に。。。
お仕事の日から1日繰り上げ、前日に東京へ到着しました。
毎回予定を詰め込み過ぎて、帰るころには疲労で押し潰されてしまっていましたので、
今回は余裕を持ったスケジュールを組み、プライベートもバッチリ楽しみたかったからです。
出発の日、なんと名古屋は突然の大雪となりました。
雪と戯れたい思いに後ろ髪をひかれ、されど防寒対策を万全にして東京へ向かいました。
↑ここは、自宅の前の一般車道です。
20センチ以上積もっていました。
恐ろしや。。。
打って変わって、東京は穏やかに暖かく、防寒バッチリの私は汗だくでした。
1日目は、行きたかった場所が沢山あったのですが、
実は出発を1日早めたことで仕事が少し残ってしまっていて、
到着してからもカフェでせっせと仕事を片付けていました。
なんともはや、、、気持ちばかり早くて、段取り悪かったです(>_<)
そして、まずやっと向かったのは、銀座で開催されていた「エスプリ ディオール展」。
こちらは無料の展示だったので、ササッと観てから次に移動するつもりでした。
、、、が、ダメです。
4時間くらい隅々まで観てしまい、結局ここだけでタイムアウトとなってしまいました。。。
今回の展示は、クリスチャン・ディオールのデビューからの歴代作品が、なんと現物で展示されていたのでした!
もう、内容濃い!!
なのに無料!!
平日だったのでそこまで混雑しておらず、もう、作品の1点1点、そして流れている昔のファッションショーの映像ひとつひとつをじっくりしっかり張り付いて観てしまいました。
もう70年も昔の服なんて、観覧者は私ほど興味が無いかもしれないですけど(笑)。
実際に、お客さんは50〜60代のマダムのグループが多く、「あ〜、これ懐かしいわよねえ〜♪」などど、懐かしむ為に観ている方が多かったように思います。
マダムグループ以外は、ファッションが好き・ディオールが好きな、若い女性が友人と来ていたり、カップルで来ていたり(クリスマス直前でしたからネ)でした。
そして、一番長く居た場所は、実演のブースでした。
パリのアトリエで実際に働いていらっしゃる職人さんが、模擬実演をしているのです。
香水、バッグなど日替わり(週替わり?)みたいですが、私は運良く、ドレスの仮縫いを作る職人さんを観ることができました!
一番前に張り付いて、直接色々質問までしてしまいました。
昔からずーーっと気になっていた、首から下げているポシェットの中味まで見せてもらいました!!
これでもう心残りはありません、いつ死んでもいいです、っていうくらい感激しました!
(※フラッシュ無しなら、写真撮影はOKでした※)
そしてもっと驚いた、というか感激したことは、
その・・・ずっと張り付いて製作過程を観ていたのですが、
なんと私のやり方と全く同じだったのです!!
恐れ多い言い方ではありますが、
自分で苦労と工夫で編み出したやり方が、なんとオートクチュールのコダワリと同じだったのです!!
すごく嬉しくて、また、これが正しいやり方なのか不安だった事が、やっと自信に変わりました。
オーララは、オートクチュールの手法でお直しをしていたのです!!
もう、嬉しすぎて舞い上がってしまいました。
そしてそして、こちらの職人さんが愛用しているという道具の一つを見せてくださいまして、フランスではなかなか手に入りにくいmade in japanで、
それも私がこだわって探して、長年愛用している道具と全く同じだったのでした。
独立して今年で20年。
すべて手探りで、いつも自信が持てなくて、これは正しい縫い方なのか、実は間違ったやり方なんじゃないか、と、試行錯誤と不安の毎日でしたが、やっと初めて自分のやっている作業に自信が持てました。
誠意と愛情を持って、自分なりの工夫と喜ぶ人の顔を描いて進んできたこの道は、あながち間違いでも無かったかな、と、少し救われた気にもなりました。
しかしこれに甘んじず、ますますその上にlalaコテイストを上乗せして、もっともっと精進していきますよ!!
この日予定していた他の博物館や美術館や展示会は、残念ながら諦めました。。。
でも良いのです。大大満足でした。
この展示、最初は軽く見積もっていただけに、恐るべしでした。
私は特別ディオールの顧客でもファンでもありませんでしたが、ファンになってしまいました
そしてこの日のこの後は、趣向はガラリと変わり、高円寺探索をしてきました。
馴染みのショップさんやbarなどに顔を出し、肩肘張らずに、元ホームタウンを堪能しながら夜はふけていきました。
つづく。。。
→ホームページ Oh là là